2013-02-20 今一番怖い話
その話を信じるか、端〈はな〉から笑い飛ばすか、である。
信じるにしても、否定するにしても、その根拠はどこに求めるのか、である。
すなわち、当今の日本人の知性が試されるというのはそういうことなのである。
地図という言葉がある。
地上のありさまを活写した図面のことである。
しかし、日本には、日本人も知らない地図がある。
地下地図である。庵主も東京の地下地図は見たことがない。
秘境という言葉があるが、東京の地下はその秘境なのである。
うまい日本酒も秘境と呼んでいいのかもしれない。
多くの日本人が知らない、知る人ぞ知る世界である。
庵主はその秘境に踏み込んでしまったのである。
もう一つ、日本人が知らない地図がある。いや空中の“地図”だから空図とでもいうのか。
日本の地上はたしかに日本政府の管轄するところであるが、しかし、その空中の多くは米軍が
いまもなお占領していということなのである。日本の空の大部分は日本のものではないのだ。
その怖い話とはこれである。怖いものが好きな人だけクリックしてください。
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栗田艦隊がなぜその時反転したのか。
そのことから、庵主は先の戦争で海軍はアメリカはつるんでいたのではないかと思っていたが
同じように考える人がいることを知ったのである。
『その栗田氏が、戦後、出所不明の資金で起業し、大成功したのをご存知でしょうか?』
やっぱり、である。プロテスタントめである。耶蘇教を邪教〈こくぞく〉と呼ぶ所以である。
庵主の直感はあながち的外れではなかったようである。だんだん真相が見えてくるのである。
歴史は勝者の都合で書かれるのである。日本人が教えられている歴史は、戦前なら明治政府の
都合だったが、戦後のそれは勿論先の戦争の勝者にとって都合がいいストーリーなのである。
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『更には、日本の要求[庵主補足:国体維持の条件]を受け入れる交換条件として、核兵器の
使用を黙認するよう迫ってきたのです。目的は何か? 戦局は既に決していたのですから実戦
データの採取以外に考えられません。彼らにとって黄色人種は動物実験の猿と変わらないと
いうことなのでしょう。[そのとおり。日本人はそういう白人と対峙しているのである。]
結局、日本は国体維持のためこの無茶苦茶な要求を呑むことを決め、晴れて世界で最初の被爆
国となったのです。つまり、日本軍は、日時・投下地点などを含め、米国の核爆弾投下を事前
に知り、それを看過していたことになります。[今では被曝者数は米国の方が多いかも]』。
その読みも、たぶん当たっているだろうと、庵主には思われるのである。
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世の中はそうなっているのだという。
『栗田健男中将は敗戦後、栗田艦隊関係者がどこからか資金援助を受け、現在の栗田工業
(水処理関連の企業)を設立した。
評論家の栗田勇は息子であった。
佐川一政がパリで起こした人肉嗜虐という猟奇事件(1981年)があったが、彼は栗田工業
の社長・佐川明(伊藤忠の出向社長)の子息である。
また一政の祖父は朝日新聞論説委員だった。[みんなプロテスタントだったりして]
人を殺しておきながら、日本へ送還されて無罪になった不可解な事件である。』