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2013-04-11 3.11が日本の没落のはじまり

なるほど、頭のいい人はそういう風に物事を見るのかと感心するのである。
日本政府は、「放射能は無主物だ」とすることで私有財産制度を否定したというのである。
明らかに人間が管理していた原発の放射能は、当然それを管理している人が責任を負うもので
あるが、その「放射能」が悪さをしてもそれは管理している人の責任ではないとしたのだ。

だから、加害者である東電や原発メーカーは誰も捕まらないのだろう。
それが3.11から始まったことだというのである。
日本の資本主義は崩壊に向かっているという。私有財産という根底が崩されたからである。
放射能同様、その変化は庵主の目には見えなかったのである。

もし放射能に色がついていたら、福島県の一部の汚染地域は、黄砂の北京のように、
かなり空気が濁っているのではないだろうか。目には見えないので推測にすぎないが。
神戸の地震の復興と福島の復興とでは意味が違うという。
神戸は、建物は壊れても、土地はちゃんと残っていたのである。

しかし、福島や東北の津波の被災地はもとの土地が原形をとどめていない。
土地は残っていても放射能汚染で人が住めないので廃土になっているからだある。
復興が不可能な所に金を投じるのは、形が残らないお金だから無駄だということになる。
お酒もあとに何も残らないので呑み代は無駄といえないこともないから困ってしまうのである。
by munojiya | 2013-04-11 00:29 | 酒の肴 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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