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2013-06-10 余外篇 これを見たら共犯である

松元ヒロという笑芸人がいる。
TVには出ないから、知っている人は少ないはずである。
その公演は、開巻からアンコールの今日のニュースまで会場は爆笑の渦に包まれる。
そして、また見たくなるのである。

うまいお酒は何かと訊かれた時に、庵主は「また呑みたくなるお酒だ」と答える。
心に残る楽しい思い出というわけである。また味わいたい快感だということである。
松元ヒロのステージもそれである。うまいお酒と同じである。
その松元ヒロのネタに、あるやんごとないご家族というネタがある。

きわどいネタである。それで会場がどっと笑うと、松元ヒロは念を押すのである。
笑ったということは皆さんも同じように思っているということですからね。共犯ですからね。
それでまた場内が爆笑に包まれる。他にけして漏らしてはいけない思いを共有するのである。
この映像もそれである。それを見ることで共犯になるということである。口外無用である。

妻には内緒。ありがと。』(リンク先の米欄。以下同じ)。『あぁ……できればあの頃に
戻りたい……
』『純粋だった頃に戻れます。』『30年前の自分に会えた!』。米欄が熱い。
年寄りを幸せにするその映像を見ることがなぜ共犯なのか。著作権法違反なのである。
うすうすはそれと知っててDLすることになるからである。だから絶対他言は無用である。

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それを同時代で知らない若い人がつぶやいた言葉。
この時代に生まれたかったなぁ……』(この引用だけ典拠はここ)。
念のために事前に言っておきますが、「クリックしたら、共犯ですからね」。
その映像

庵主はお酒を呑みたいという人にも事前に言うのである。「アルコールは毒ですからね」と。
お酒同様、普段は文化的な顔をしている著作権も時に人を殺すことがある猛毒なのである。
だから、いずれも危険負担は自分持ちだということである。
毒を飲み込む危険を冒してでも得られるものが大きいと思ったらどうぞということである。

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我々が置いてきてしまったものがここにはある。そんな気がする。
当時はあんまり興味はなかったけど、おっさんになってその[原文をぼかしました]すごさ
がわかった。貴重な映像に感謝です。
』『すっごく「幸せ?」な気持ちになれる』。
リンク先の映像が消されていたら、それをやったのは著作権〈ヤクザ〉のしわざである。

by munojiya | 2013-06-10 00:01 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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