2013-06-17 生ビール無宿(愕然篇)
炭酸が弱くて、へたった感じの生ビールとか、
炭酸は十分だが、水のように薄い感じがする生ビールが出てくることがある。
生ビールは、そのお店の実力が出てくるのである。
そのお店というより、そのサーバーの実力なのかもしれない。
いま庵主が気に入っている生ビールがうまいお店が市ヶ谷にある。
そのお店の生ビールはいつ行っても期待通りの「あの酸味」を飲ませてくれるからである。
今度もそれを飲むために出向いたのである。しかも、料理もうまい中華料理店である。
生ビールの銘柄は「プレミアムモルツ」である。
「プレミアムモルツ」は去年(2012年)の春のマイナーチェンジで俄然うまくなった。
もっとも、うまい生ビールを出してくるお店は銘柄を限らないのである。
そういうお店では、「一番搾り」でも、「黒ラベル」でも、同じようにうまい。
で、その夜、その中華料理店にはいった時に不吉な予感がしたのである。
サントリーの「金麦」と書かれた樽がおいてあったからである。
生ビールを頼むと、出てきたそれは、以前の生ビールの味わいと違うような気がするのだ。
でもやっぱり味があるのも確かである。しかし、と、その先は次回に続くのである。