2013-07-06 それは逆 インテルのCM
けっして只ではない情報を只で利用できるのは、そのスポンサー様が庵主に代わってお金を
出してくれているからだということは分かるが、見たくもないだけにうるさいのである。
そんなCMの一つにインテルのものがあった。
パソコンを買えばいやでもそれが付いてくるメーカーなのだから、そのCMはパソコンがなけ
れば見ることができないものだから、そんなCMを流してもしようがないと思うが、よほど
ぼろ儲けしているものとみえて、日本でいうなら、儲けすぎている宗教団体がラジオにCMを
流すようなもので傍迷惑なCMなのだが、貧者である庵主にはそれを拒めないのである。
で、そのインテルのCMメッセージの一つが「高度なセキュリティー」を謳っているのだ。
笑っちゃったのである。あんたの会社はそのセキュリティーをばらすことで飯を食っているの
じゃないのか。ユーザーの情報を転売して儲けているはずなのである。
その「高度のセキュリティー」というのはユーザーのセキュリティーではないのだ。
その情報を買ってくれる人の名前が世に出ないように「高度なセキュリティー」で守られて
いますよというメッセージなのである。マイクロソフトのOSとか、グーグルの只のサービス
とか、インテルのCPUを信用している人なんかいないのである。
お酒のCMがいう「うまい」という言葉を信用している人がいないように。