2013-08-23 中国のタダ酒
庵主は、アルコールに弱い日本人なので、呑んだお酒で酔ってしまうが、
アルコールに強い日本人は、中国のタダ酒に酔ってしまうのだという。
つまり中国人におだてられて調子にのって相手の思うつぼになってしまうということである。
もちろん、中国人が善意でタダ酒を飲ませてくれるわけではないから、
ケチな酒代以上の見返りを取られるということである。
只ほど高い物はないというのは、万国共通の認識のようである。
その話(知道中国951)に出てくる柳田さんも、自分の実力は分かっていたようである。
しかし、中国のうまい酒をくらって、つい舞い上がってしまったのだろう。
きっと気のいい人なのに違いない。陽気な人なのだろう。いや、呑気な人か。
ただ、飲んだ酒がその人の実力を越えていたのである。
すっかり悪酔いしてしまったようである。
『ここで注目してもらいたいのが、「死んで行った中国人民」の数である。どうやら当時は
「幾十万幾百万」で済んだようだが、現在では「幾千万」というのが“通り相場”らしいが、
いったい、いつ頃から増えだしたのか。どこまで増やす心算なのか。じつに不思議だ。』
その「幾千万」も、きっと酔っぱらいの大法螺なのだろう。ねっ、酒飲みって嫌でしょう。