2013-10-15 「販売者:イオン」
いないものがある。
その代りに、例えば「販売者:イオン」などと書かれている。
売っているのは、その店だということは表示がなくても分かるのである。
庵主が知りたいのはそれを誰が造っているかということである。
かりに、「販売者:酒屋」とだけ書かれたお酒じゃ、選びようがないからである。
「大関」「月桂冠」といった大手のお酒と、「正雪」「香露」といったうまいお酒とでは
雲壤の差(月とスッポンの差)があるからである。
同じ値段の酒なら、庵主は前者のお酒は買いたくないのである。
それが「販売者:イオン」とだけ書かれていたのでは、役に立たない表示だという理由である。
安い梅干しなどはちゃんと「原材料:梅(中国産)」と正直に表示されている。中国産などは
怖くて買えないが、蕎麦などにはそれがないのである。何かを隠しているということである。
売り手にとって都合がいいことを隠すわけがないということである。
その間の事情はこうなのだという。
TPPではその表示がさらに杜撰になるらしい。TPPは、日本人を殺す制度なのである。
逆に「原材料:米(国産・福島産)」と表示されているお酒と出合ったらどうするかである。
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リンク先の記事の中に『つぶやく前に「ぐぐれ」ばいいでしょうに。』というのがあった。
「ぐぐる」はグーグルで検索すること。庵主は、それを「愚愚る」と読んでしまうのである。
「愚繰る」でもいいか。愚かにも裏側に気がつかず、なんとなく騙されている気がするのだ。
グーグルもまた「製造者」が表示されていない商品だからである。いかがわしいのである。
この表示も奇怪しいという指摘『「振り込め詐欺」だの「母さん助けてさぎ」だのについて、
「電話詐欺」というシンプルかつ的確なネーミングが採用されないのは、マスコミや警察が
電話会社に遠慮してるからじゃないのか? あれ、カネの徴収方法にバリエーションがあるに
しても、サギの入り口が電話であることが本質だろ?』(同上米欄)。端緒は「警官詐欺」。