2013-10-22 絶対やってはいけないこと
知らずに、それをやったら大変なことになるという戒めである。
『読まなきゃ良かった……』(858番)。
知らない方がいい世界もあるということである。御祓いが必要になる話である。
別の意味で、知らないといい世界が、お酒の世界である。
とんでもないうまいお酒が、本当にあるのである。
お酒がアルコールだと思っている人はまだまだ幸せなのである。
お酒とは、そのうまさを味わうものなのである。
能ある鷹は爪を隠す、という。うまいお酒は、そのアルコールを隠すのである。
呑んでしまってから、それがお酒だったと気付くのである。
体が、まずそれをためらわずに呑み込んでしまうからである。
庵主はお酒の量が呑めないのだが、ある時に出てきた一合升のお酒にそういうことがあった。
その升を何口かで呑もうと思って、まず一口、口をつけたのである。
その一口が呼び水になって、その一合のお酒が一気にすーっと入ってしまったのである。
あの時は怖かった。こりゃ酔いが回るぞ。しかしうまかったのである。体が理性を失う程に。
一気呑みである。それは絶対やってはいけないと、分かってはいるのにである。
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こういうのも、ドキッとするから見ない方がいいかもしれない。
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写真にリンクされていますので音は出ません。
なお、一緒に写っている人は庵主ではありせん。