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2013-11-08 山本太郎直訴状事件は警備のミスだ

これはひどい。
山本太郎参院議員の直訴事件である。
SPは天皇陛下の警備がまともに出来ないというのである。
しかも、警備陣はその失態の責任を問われないというのである。そっちの方が始末に悪い。

菅儀偉官房長官の『「今回の件は、招待された国会議員による行為で、陛下に直接危害を加え
るようなものではなかった。警備上の問題はなかった」
』という発言には、「何を言ってるん
だろうな、という感じ。理解できない」という言葉を送っておこう。
SPは、職務に当たって緊張感を欠いているというのである。それも劣化しているのだろう。

直訴状を突き出す直前の動作は映像に映っていない。しかし、山本太郎が隠し持っていた
直訴状を取り出した後、周辺で混乱は確認できない。警備陣は即応していなかったのだ。
取り出されたのは折り畳んだ紙だったが、懐に凶器を偲ばせている事態を想定するのがVIP
警護の基本。SPは上着の内側に手を伸ばした時点で、制止行動を開始しなければならない。

それが誰も動いていない…… 警備計画は結果論ではない。凶器ではなく、直訴状だから
「良かった」では済まされないのだ。本来なら山本が懐中に手を入れた瞬間に取り押さえる
必要があった。
』(同上)。確かにその通りである。
アル高治療中の患者が、酒瓶に手を伸ばしたら、手に取る前に制止するものなのである。

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現職の参院議員が身分を悪用して、天皇陛下に直訴状を手渡したのだ。立法府として責任を
取る必要がある。ご皇室会議に加わる山崎正明参院議長と副議長・輿石東の引責辞任は絶対に
避けられない。
(中略)前例のない重大事件の発生。犯罪者を生み出した参議院と同様、警備
部門も潔く詰め腹を切る必要がある。
』(同上)。

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話によると、当時18歳だった児玉誉士夫少年をそそのかして、書状と資金を渡して昭和天皇
に直訴状手渡そうとさせたのは赤尾敏だったという。
今度の山本太郎青年をそそのかして、今上天皇に直訴状を手渡しさせたのは誰だったのか。
そっちの人の方が、庵主は知りたいのである。

by munojiya | 2013-11-08 00:02 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

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