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2014-04-06 自動車を造るということ

芝居で、「四谷怪談」を演じる時は、お岩さんの墓に参って厄除けをすることになっている。
自動車を造っている人たちは、自分達が造った車の厄除けをやっているのだろうか。
即ち、自分が造った車が人を殺傷しないようにと御祓いをしてから世に出しているのだろうか、
ということである。

自動車というのは、年間数千人をひき殺し、八十万人位の人に怪我を負わせる道具なのだ。
そんなものを造っている人は、とりわけよく売れる車を造った人は、暗にその車が何人もの人
をひき殺すことを容認しているということだから、未必の故意による殺人を犯していることに
なるのである。実行犯は勿論その車の運転手だが、運転手に殺人道具を渡しているのだから。

左翼脳の人は、よく「自衛隊は人殺しだ」と口にするが、実は、自衛隊は人を殺さないために
戦闘訓練をやっている平和産業なのである。
実際に、ここ何十年も、自衛隊は人を殺傷したことがないのだから。
一方、自動車産業は、現に、毎年百万人(注)を殺傷している殺人産業なのである。

左翼は、自衛隊に行って「人殺し」と叫ぶよりも、現実に百万人を殺傷している自動車屋に
行ってそう叫んだ方が少しは世の中のためになるのではないだろうか。
左翼がそんなことをしないのは、自動車屋でそう叫んでも一銭にもならないからだろう。
蔵元に行って「人殺し」と叫ばれたのではかなわないが。蔵元ではさらに金にならないけれど。

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(注)「百万人の死傷者」と書いたが、それは一時代前の概数である。
一昔前なら、そう覚えておけばよかったが今は違っている。
その概数が、最近はどんどん減っているのである。自動車は昔よりは安全になっているのだ。
と言っても、年間数十万人を殺傷している凶器であることに変わりはないが。

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中華人民共和国は、毛沢東の指導の下に、数千万人の自国民を殺しているとされている。
失政で餓死させ、文化大革命で虐殺させたという。その数、累計で一億人という人もいる。
その伝統は引き継がれていて、今でもチベット・ウイグルでそれをやっているという。
中国共産党は怖いという話である。支那人とは関わり合いにならない方がいいという事である。

その点、日本政府は優しい政府なのだと安心していたら、実は日本も、戦後それぐらいの
自国民を殺しているよという指摘があった。
年間数十万人の堕胎を、数十年間続けているから累計でそれぐらいにはなるというのである。
左翼脳がそうであるように、人は自分の見たくないものは見えないようになっているようだ。

by munojiya | 2014-04-06 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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