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2014-05-09 冥界新聞

「虚構新聞」という新聞がある。
これは、内容は虚構ではあるが、新ネタを載せているから「新聞」であることは間違いない。
しかし、庵主の所に届けられている「聖教新聞」は「新聞」ではないのである。
載っているネタが古すぎるからである。。

2014年5月8月付のそれに載っている最新写真は、なんと2007年12月に撮影された
教祖の写真なのである。最近の写真がないというのなら、これは遺影と見るべきなのだろう。
いうなれば、昭和16年12月9日の勝った勝った写真を、今見せられている様なものである。
その戦争の結果が大負けであったことは、誰もが既に分かっているというのにである。

「聖教新聞」は旧聞満載だから新聞ではないのである。懐旧記事を載せたチラシである。
「東スポ」と宗教新聞は、役に立つ記事はその日付だけというわけである。
宗教新聞は、そもそも全面広告みたいなものだから、新聞と称するのが間違っているのか。
亡くなった教祖が今生きている人の生き方を縛るという意味では冥界新聞と呼べばいいのか。

冥界の情報が現世に届くまでの時間差が7年なのかもしれない。
人類が今見ている星の光は多くは遥か過去に放たれた光なのだという。
今その星が存在しているかどうかは判らないのである。教祖のお姿もそれと同じなのかも。
お酒を呑んで酔うまでの時間差が7年もあったらお酒を呑む御利益はないのである。

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「聖教新聞」の題字を見たら、いつのまにか横書きになっていた。
暗に、代(題)替わりを示しているのかもしれない。
庵主は古い人なので、縦書きに慣れているものだから、横書きの文章はどうにも読みにくい。
記事をよく見たら「きょうから本紙がパワーアップ」とあった。5月8日から変わったのだ。

すき家では、閉店することを「パワーアップ工事中」と呼んでいるという。
なんとなくそっちの方の意味なのかと穿ってみたくなるのは庵主に信心がないからである。
コラムの「名字の言」が読めなかったが、その記事の中に「みょうじのげん」とルビがあった。
庵主は、これまで、それを仮に「ナチ(ジ)のことば」と読んでいたのである。

by munojiya | 2014-05-09 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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