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2014-09-18 「国葬」

国葬というのは、国が、言い換えれば国民が、国家に貢献した物故者に対して敬意を持って
行なう弔いである。
国民が、総意をもって行なうこういう葬式も国葬と呼んでいいものか躊躇いを感じるので、
ここでは括弧書きで「国葬」と書くことにする。葬式を出す事がささやかな敬意なのである。

この「特報」が勇ましい。『朝日新聞の葬式は国民で出す』というのである。
一時代前なら、個人が映像を配布することはできなかったものである。
いまはそれがネットで簡単にできるようになった。
時代は進んでいるのである。ただ、人の心はそれを劣化と思うのである。

昔は良かったという感情が湧いてくるからである。
その心情を老化現象ともいうが、綺麗なものはあきるのである。また別を欲しくなる。
「美人は三日であきる」という。うらやましい美人を手にしてさえもそうなのである。
美酒もまた同じである。人の気持は、幸せを手に入れた瞬間にそれを捨てたくなるようだ。

庵主は、最近は、大吟醸酒などはラベルを見ただけで今呑むお酒からは外してしまう。
多くの大吟醸はどれも似たような味しか味わえないからである(但し極一部の大吟醸は別)。
その手の大吟醸よりも、造り手の個性が感じられるお酒の方が呑んでいて楽しいからである。
毀日一辺倒のプロパガンダ新聞「朝日」もラベルを見ただけでまたかと辟易してしまうのだ。
by munojiya | 2014-09-18 00:04 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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