2014-10-05 「日本人は貧乏であっても貧困ではない」
だいたい、人生の貴重な時間をこんなものを読むために費〈ついや〉やしているのだから、
お金がたまるわけがない。
しかし、である。その貧乏をちっとも恥じてはいない筈である。
却って、お金持ちではあるが、下品な達振る舞いをしている人達を憐れんで見てはいないか。
いくら中国人や韓国人が、日本人のお前らより金を持っていると自慢してていても少しも
羨ましくない筈である。
なぜなら、日本人は「貧乏であっても貧困ではない」からである(典拠)。
貧乏では合っても、ちゃんと「むの字屋」を読む、心の余裕があるということである。
上手な息抜きができるということである。めりはりの付け方をしっているということである。
真面目に生きていればそこそこに生活ができることを堅気という。正道である。
その道から外れていくらお金を稼いでも、それだけでは羨望にはならない。
むしろ、それによって下品な趣味に走ったり、不粋な振る舞いをする事をみっともないと思う。
ああはなりたくないという美意識があるということである。
お酒に醸造アルコールをまぜたものをアル添酒という。露骨な言い方を避けて本醸造酒と呼ぶ
のである。アル添酒を嫌う人がいるのも、それは日本人の美意識に叶わないからなのだろう。