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2014-10-22 子供の喧嘩

決闘罪というのがある。
決闘罪は全6条からなり、決闘を申し込んだ人、申し込まれた人、決闘立会人、証人、
付添人、決闘場所提供者など決闘に関わった者に適用される。もっとも、構成要件及び法定刑
は主体ごとに定める。
』(典拠)とウィキに書かかれている。

決闘をしてはならない、じゃなかった、決闘をすることは自由だが、それをやったら処罰する
という法律である。外から見て分かるように実行に移すまでは、どんな犯罪行為を企図しても
罪にはならないから、要するに、決闘をしてはならないという事にはなるのだが。
しかし、重い場合は殺人罪なみと見做すというのである。

決闘の結果、人を殺傷した場合は決闘の罪と刑法の殺人罪・傷害罪とを比較し、重い方で
処罰される(3条)。
』(同)。
決闘とは『「当事者ノ人員如何ヲ問ハス兇器ノ対等ナルト否トヲ論セス合意ニ因リ身体生命
ヲ傷害スヘキ暴行ヲ以テ相闘フ行為」
』(同)だという。

それは大人の決闘である。相手のもしくは自分の命を賭ける闘争をいう。
そうでない闘争は子供の喧嘩と呼ぶ。橋下徹大阪市長対桜井誠在特会会長の闘争である。
橋下市長が闘争から逃走して10分足らずで終わったのは何よりである。長過ぎる映画ほど
タチの悪いものはない。だらだらとお酒を呑み続けるのが一番体に悪いのと同じである。

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二人の闘争は、実はその予告篇の方が面白かったのである。
大朝日新聞、大毎日新聞、大NHKの職業記者がたじたじどころか、何にも言い返せなかった
のである。全部事実だから、反論のしようがなかったのである。やるとすれば社長や会長に
代わって土下座するしかなかったからである。そんな姿は親の前に見せられまい。

今週最大の嫌味。『これTVで流してくんねーかなー』(同135)。
これ完全に正論
特に、某公共放送局が発言の意図が変わってしまう編集をしていた事は叩かれて当然
こんな事するから嫌韓も余計にどんどん増えていく
』(同435)。

NHKが何をやったかというと、橋下市長が「在日や韓国人に対するヘイトスピーチは許さ
ない。日本人に対するヘイトスピーチも許さない」と発言したところを、後段の「日本人に
対するヘイトスピーチは許さない」という部分をカットして放送したというのである。
「NHKの職員は馬鹿ばかりである。ただし、まともな職員を除いては」と発言したとする。

その後段を削ったら、NHKの職員はみんな馬鹿だと断定したように聞こえるのである。
そういうデタラメな放送をニュース番組でやったらしい。バラエティー番組でそれをやったの
ならスポンサーを喜ばせるためという事情も理解できるが、ニュースでは許されないのである。
すなわち、NHKのニュースには信憑性がないということである。どこまで本当か判らない。

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そしてその時その現場にいたマスコミは、「橋本対桜井の不毛の討論〈まんざい〉があった」
とは書いても、前段の「桜井会長によるマスコミ批判」はNHKのようにカットするのだろう。
即ち、その部分は報道しないだろうということである。特に毎日・朝日・NHKの3社は。
自分達にとって都合が悪い部分だからである。

ネットが出現するまでは、そういうニュースを真実の報道として受け止めていたのである。
新聞記者も、忙しいから一々真実の報道なんかやっていられないことは分かっているけれど。
それ以前に、庵主のような情弱にはまともなニュースがはいってくるわけがないのである。
今でさえ、多くの日本人には、うまいお酒の情報がいっさいはいってこないように、である。

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前段が放送できない理由もあることはあるのである。放禁用語は真実より優先するものらしい。
そりゃ放送禁止用語をストレートに言ったり、カメラマンとか記者みたいな下っ端(※失礼)
に聞かれても「知らねーよ」とか「上に聞けよ」としか答えられない質問したりとかね……。
あと、入場時のカメラネタも引っ張りすぎだな。

動画の最後で席に戻っていってるのが確認できるけど、もう少し大人しくしてほしいね。
これが彼の芸風なのかもしれないが。
』(同米79)。
芸風は認められたのである。印象を残したということである。
下っ端は取材要員だから、本当の事を書いても上がカットするのである。保身のためである。

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おまけ
橋本対桜井討論というか、喧嘩を伝える共同通信の配信記事が笑える。
いかにも対面しているような二人の写真が載っているが、真ん中が繋がっていないのである。
映像で見ると二人の間には淵より深い、いや、揚子江より広い距離が置かれていたからである。

韓国の新聞が、朴槿恵大統領とオバマ大統領が、いかにも握手しているように錯覚させる二枚
の写真を並べたことがあった。これ、これ、この写真である。同90が親切で可笑しい。
あれも苦肉の策だったのだろう。二人の懸隔感が伝わってくるレイアウトだった。
紙面をレイアウトする整理記者の苦衷が偲ばれて、笑わせてもらったものである。

by munojiya | 2014-10-22 00:03 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

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