2014-11-03 猿の惑星
その猿というのは、日本人の事である。
アメリカ人は「猿」なんかよりはずっと進化した生き物だと自慢する映画である。
なんたって、自分達は人間(ヒューマン)だが、日本人は猿なのだから。
アメリカ人の優越感をくすぐる映画なのだろう。
20世紀で終わった映画かと思ったら、今世紀にはいってまたその映画が復活したのである。
猿相手の映画なんか作っていないで、独自に自助進化してヒューマンを謳歌すればいいものを。
アメリカ人はよほど自信を喪失しているのだろう。精神が行き詰まっているのかもしれない。
アメリカは人種の坩堝〈るつほ〉と言われているが、諸悪の坩堝でもある。
聖書が悪とみなしたものがみんな揃っている社会なのである。
そのアメリカ人が韓国人を諭したという。『単一民族的偏見を捨てるべきだ』(典拠1)。
目くそ(白人優越主義)が鼻くそ(韓国人優秀主義)を笑っているようにしか見えないけれど。
それに対して韓国人は、『「韓国が世界で一番優秀な民族であることは間違いない。日本人の
ような劣等民族とは違う」』(同2)と意気軒昂である。それを見た日本人の感想は欄外で。
ただ自分を磨けばなにも他人を貶す必要はないのである。それは劣等感の裏返しなのだろう。
お酒は白痾〈はくあ〉の思惑とは関係なく、独自に進化してうまさを謳歌しているのである。
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『[アメリカの発言は]日本に一言も言及してないのに、
日本を引き合いに出さないとすまないコンプレックス』(同14)。一種の病気なのである。
『韓国人と日本人は違う民族だと思ってくれてるだけでありがたい
一緒にされるのは迷惑千万』(同10)。その区別がつくようになっただけも進歩したのだ。
『別に日本人が優秀だとは思ってないけど、お前らより程度の低い民族はそうそうないと思う
ぞ
つか、韓国人よりタチの悪い民族って世界にいるのか?』(同15)。
『70年前、誰に人間にしてもらったと思っとんじゃ』(同17)。
日本人から見たら、ソレは下等という意味ではなく異質という意味で“猿の惑星”なのである。
その猿が、おっとっと韓国人がやっと両者の違いを認識したというのである。
『この際「どっちが優秀か」なんて話はどうでもいいよ、
日本人とはまったく違う生き物だってことさえ認識いただければ(´・ω・`)』(同21)。
『>「韓国が世界で一番優秀な民族であることは間違いない。
日本人のような劣等民族とは違う」<
ザ・ナチズム』(同22)。将棋は下手な相手と対局しても上達しないという。韓国人も劣等
民族なんかを相手にしていたらいつまでたっても進化しないのではないだろうか。老婆心だが。
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『劣等民族といわれても腹が立たないけど、
韓国人に日本人と同じと言われると
無性に腹が立つ』(同34)。
『「韓国人は世界一優秀な民族。」
勘違いです。
正確には、宇宙で一番優秀な民族です。
ですから、日本には関わらないで下さい。
こっち見るな。』(同36)。