2014-11-10 牛乳神話の崩壊
若い人は、初めてそれを聞かされると、真偽を問わずに信じてしまうのである。
教科書に書いてある「歴史」を、真偽を問わずに信じてしまうように、である。
庵主は情弱だから、活字に書いてあることはみんな真実だと思ってしまうのである。
一方、流暢に語る人は詐欺師だとも思っているほどである。
だって、「語る」は「騙る」ではないか。
しっかり考えて喋〈しゃべ〉ったらそんなに安易に言葉が出てくるものではないからである。
と、思うのは、観劇後にアンケートを求めれてもすぐに言葉が出てこない庵主の弁である。
たった今見終わったばかりの芝居の感想をいとも簡単にすらすら書いている人もいるから、
庵主は情報処理能力が劣っているということなのだろう。
頭のいい人は、じっくり考えなくても言葉は容易に口から出てくるのである。
放送の喋り手は、アナとかMCとか呼ばれる人達は言葉が止まると商売ができないのだから。
それは一種の病気なのではないか。言葉が出てこない状態に耐えられない強迫症である。
スポーツ選手なども、運動強迫症なのだろう。動かしていないと精神が安定しないのだから。
で、牛乳は飲み過ぎると有害だったという話である。信じる人は救われるのである。
お酒も呑み過ぎれば似たようなものだから、どーってことない話ではあるが。