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2014-12-11 「建ぺい率」「はえ縄」、極め付きは「塩せき」

庵主は、漢字と平仮名の混ぜ書きが大嫌いである。心情的には許せないと思っているが、
「在日」(カッコ書きの「在日」は「マスゴミ」と読んでほしい)は頑として、混ぜ書きを
やめようとしない。ルビを振ればいいだけの事なのに。酒銘を「だっ祭」と書くか、である。
チョウセン人は漢字が読めないからなのだろう、というのは庵主の邪推である。いや邪険か。

マグロはえ縄漁の漁師、下地宏政さん(45)は、豊かな漁場[尖閣列島のこと]が脅か
されているのに何も変わらないことに憤っている。
』(典拠)。
「マグロは」と読みかけて、「マグロ・はえ縄」だと読み直してしまったのである。
この事例は二重に読みにくい混ぜ書きの悪例である。

で「はえ縄」の「はえ」の字が思い浮かばなかった。「蠅縄」ではないことは分かるが。
ワープロが教えてくれた。「延縄」である。「延いては」は「ひいては」と読むのは分かって
いたが、「はえ」と読むとは知らなかった。「領く」とか「甚く」も最近知ったばかりだ。
極め付きの判らない混ぜ書きは、ハムの表示にあった「無塩せき」の「せき」である。

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「無塩せき」はグーグルで検索しても、一発で「せき」の字が出てこないのである。
ハム・ソーセージ業界にとっては、知られては困る事柄のようである。
しかし、素人が一読して何を言っているのか意味が判らない表示を真っ当な表示といえるか、
ということである。あえていえば、詐欺表示と呼ぶべきだろう。業界用語なのである。

無塩せき」とは塩を使っていないという意味ではないというのである。
その意味内容から適正に表示すると「発色剤不使用」である。「混ぜ物なし」でもいいか。
「無塩せき」は、「せき」の字が判らないことで、意味の見当もつかない、そして、漢字が
判ってもその言わんとしている意味が分からないという二重の意味で悪質な表示である。

ハム・ソーセージ業界はかなりあやしい業界なのだという。
ハムやウインナーは原料の豚肉を塩漬けにして余分な水分を抜き、燻煙して作ります。それ
ゆえ、原料肉より重量が少なくなるのが自然ですが、中には原料肉よりも重量が増えるハム・
ウインナーもあります。

例えば、製造の段階で結着剤などの食品添加物を加えると、肉と水の結着性が高まり、原料肉
のロスがなくなります。また、でん粉などを加えると同じ重量の肉からより多くの製品がつく
れます。
』(同)。「塩せき」とは業界用語で、食い物ではなく「ゴミ」だという意味かも。
原料より多くの製品が作れるというのだ。何を食わされているのか判らないというのである。

by munojiya | 2014-12-11 00:03 | 番外篇 | Trackback | Comments(0)

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