2014-12-20 悪夢
『日本での買い物は、優柔不断病患者にとって悪夢にほかならない。なぜなら、どんな商品で
あっても膨大な種類があるからだ。ヘアピンが数百種類あるくらいでは驚かないかもしれない
が、靴のインソールが数百種類あればどうだろう。
封筒を買おうと思っただけでも、何百という封筒の沼にどっぷりと浸かってしまい、抜け出す
のは困難だ。
さらに変態なのはリボン。プレゼントを入れるための袋が数百種類あるのはまだ理解できるけ
ど、その袋の口を縛るリボンまでが数百種類あるって、いったいどういうことよ!』(典拠)。
その記事に添えられている写真が笑えるのである。
庵主でも、それを見たら選べないからである。
ワインショップに行って、棚に数多くのワインが並んでいる時に感じるとまどいと同じである。
銘柄を見ても、何がなんだか見当もつかないのである。どれを選んだらいいかが判らない。
庵主は、お酒ならそうであっても全然困らないのである。
一瞥すれば、お酒が見えるからである。呑み続けた成果である。継続は力なのである。
しかし、中国のプロパガンダなのか、やたらと日本を褒めちぎる記事をネットでばらまいて
いる真意が庵主には判らないのである。案外そっちの方が日本人にとっては悪夢だったりして。