2015-01-16 間違いではない日本ウイスキー史
それで、俄然、ウイスキーが注目されるようになった。
今、日本のウイスキーは世界から注目されているというのである。
『日本のウイスキー造りが始まったのは、1870年ごろから。
初めて国産のモルト酒が販売されたのは1924年。約90年の歴史があります。その後、
2001年に開催された、英国のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」によるウイスキー
テイスティング大会では、ニッカウヰスキーの「シングルカスク余市 10年」が最高得点
(ベスト・オブザ・ベスト)に輝きました。
そして先ごろ、英ウイスキーガイドブック「ワールド・ウイスキー・バイブル2015
(Whisky Bible)」で「山崎シングルモルト・シェリーカスク2013」が世界
最高のウイスキーに選出され、歴代の最高点と並びました。』(典拠)。
間違ったことは書いていないのである。
しかし、日本ウイスキー史の裏を知っている人にとっては、この記述は噴飯物である。
サントリーウイスキーがどういうウイスキーだったか、ちょっと繙けば分かる事である。
黒歴史は置いておいて、現在のウイスキーがうまければなにも問題ないのである。
お酒も三増酒全盛の歴史があったにせよ、現在のお酒がうまいから全然うれしいように。
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ニッカは、自社の最高ウイスキーに「マッサン」と名づけて売ればいいのに。
なんとなく「マッカラン」に似ていてうまそうに思えるからである。
最高級ということで、「ザ・マッサン」である。
NHKが半年間も宣伝してくれるのを利用しない手はないのである。