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2015-02-09 「イスラム国」

言葉の問題である。
イスラム風テロリストである「ISIS」を、英語に疎い庵主は「イズイズ」と読んでいるが、
日本のマスコミはそれを「イスラム国」と訳してしまったのである。
そのために、敬虔なイスラム人は、その訳語の使用をやめてほしいと言っているという。

「あっしらは、テロリストではないので、イスラム教徒は一様にテロリストであるかのように
誤認させる呼称はやめてほしい」と言うのである。
それを「トルコ風呂」と呼んだら、トルコの風呂はみんなそういうものか思う様なものである。
「イスラム国」と言ったら、イスラムの人はみんなテロリストかと思えてしまうのである。

「イスラム国」というのは、「国際連合」と同様に、悪意を込めて行われた誤訳なのだろう。
訳した人の顔を見てみたいものである。テロリストを「ナントカ国」と呼んだら、「韓国」も
それかと思っちゃうのである。朝鮮民主主義人民共和国も「北朝鮮国」と呼んでいいものか。
今は、テロリストに「国」は不適切だという事で、「愛死す」とか「愛知る」とか呼ぶらしい。

英語でも「イスラミックテロリスト」と呼んでいたのを「ノンイスラミックテロリスト」に
変えたという。「ノンアルコールビール」を「ビール風味炭酸飲料」に変えたようなものか。
「ノンアルコール」というのが不適切だったのだ。「韓国」も「南朝鮮」とした方がいいのか。
韓国の大統領暗殺を実行した「北朝鮮国」だけはそのまま「国」でいいのかもしれないが。

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マスゴミで絶対秘密協定結んでるよね、「イスラム国」で統一しようと
NHKの説明もだからあんなに不自然なんだろうし
』(典拠196)。
ますますそれを決めた人の顔が見たくなってきた。
日本には「死ね死ね団」という言葉があったのだ。国でなくて団とする所なのではないか。

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本文を書いた後に見つけた関連記事がこれ
通称「変態新聞」の記事なので、先入観のある人は眉に唾をつけて読むかもしれないが。
「トルコ風呂」は「ソープランド」でOKなら、「イスラム国」は「イスラムランド」か。
「イスラム」という言葉から悪印象を拭うためなら「シャンプーランド」とでも呼ぶか。

純米酒とアル添酒の違いを気にせずに同じ「お酒」だとしちゃう人がいるように、中身の違い
を気にしないでどれも「イスラム」としか見えない人も少なくないということである。
日本人もチョウセン人も、人類皆同じだという思い込みで見たら、真実が見えなくなるような
ものである。違いが判らないということはそういうことなのである。

by munojiya | 2015-02-09 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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