2015-02-26 合理化が進むと人がいらなくなるから困る
本を速く読む術だという。
それを笑っちゃいけないのである。
本当にやっている人がいるのである。別名、気違いだろう。
健康法の一つに、自分のおしっこを飲むというのがある。
それを本当にやっている人がいるのである。変態である。
もっとも、一様に「やっぱりまずかった」と言っているのが可笑しい。
健康法も人生を効率的に生きるという発想なのだろう。
いずれも、目的と手段を取り違えているのである。
しかも、その目的が効率的に死のうというのだから、正常な人には縁のない発想である。
いま、数多くの人がやっているウェブデザイナーは必要なくなるという説がある。
ソフトウェア(中国語の「軟件」を使いたくなる)が進化するとそんな人は不要になるという。
世の中には、頭のいい人ばかりとは限らないのである。
そうでない人のために、合理主義者からいえば無意味な仕事が必要なのである。
映画を早送りで見て、映画を観た気になっている人や、呑んで酔っ払うのは時間の無駄だから
お酒は呑まないというような人は幸せな人である。庵主はそういう人達をキチガイと呼ぶが。