2015-07-19 韓国酒は本当にまずいのか
知っている事だろう。人甘が使われていることに気を留めている人は少ないかもしれないが。
焼酎の「眞露〈ジンロ〉」が韓国産だということも殆どの人が知っている筈である。
しかし、石原さとみがCMをしている「鏡月」が韓国焼酎だとは知らない人がいるようだ。
なんといっても売っているのが“一流”メーカーのサントリーだからである。
サントリーは日本のウイスキーメーカーだから、いかがわしいものは売らないだろうという
信用があるからである。
もっとも、サントリーの歴史を知っている人には、その逆の信用があるのはご愛嬌である。
「鏡月」は、勿論、いかがわしい酒ではない。立派な焼酎である。
ただ、その産地を曖昧にして売っているだけなのである。
今はその産地を極端に嫌う人が少なくないから、無用な不安を与えないためなのだろう。
酒は、産地名で飲むのでなく、またメーカー名で飲むのではなく、その味で飲むものだから。
『韓国の関わった酒は舌をつけるだけで痺れたり、なんか変な味がする。
しかも知らずに飲んでしまった時が一度会った[原文通り]のだが悪酔いが凄まじい。
合成酒だったり原材料にそれこそカビ米とか質の悪いものを使っているのでは?』(同130)。
「鏡月」は本当に言われているほど不味いのか。ちょっと飲んでみたくなってきたのである。
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『酒だけは高い金出してもいいから美味いモノ飲んどけ。
安酒しか知らない人間は人を飲みに誘えないから。
本物の味を知らない男はいい女を口説けない。』(典拠78)。
「安酒」というのは、サントリーの酒をいうのではなく、酒一般のことなので、念のため。
お酒の飲み方には、酔っぱらうために飲むのと、味わうために飲むという二通りがあるから、
安酒しか知らないと人を飲みに誘えないというものでもないが、つまり、安いお酒でみんなで
楽しく飲むという飲み方もあるから、味わって飲むだけが酒ではないのである。そしてまた、
うまいお酒を飲むのはいい女を口説くためでもないが、うまい酒を飲めというのは正しい。
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「鏡月」が韓国焼酎だということを知っている人は少なくないだろうに、それを殆どの人が
知らないだろうというのである。庵主には常識だけれど、他の人はどうなのだろうか。
『ほとんどの知られてないけど、ぶっちゃけ、
焼酎甲類なんて醸造用アルコールを水で薄めただけだよ。
ロシアや途上国なんかでも時々それを飲んで死ぬやつが出て定期的に摘発されてる。』
(典拠8)。前段と後段は連動していないのでご注意。死ぬのはメタノールをまぜた偽酒だ。
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サントリー・韓国・朝鮮宗教創価学会・創価女優石原さとみ・韓国焼酎「鏡月」という繋がり
で、サントリーが売っている「鏡月」のTVCMのヒロインは石原さとみになるわけか。
『朝鮮耳の石原さとみ。』(典拠6)だと言う人もいるから当人もチョウセン系なのかも。
で、庵主は「朝鮮耳」というのが判らないので、それを受け売りするだけなのであるが。
『鏡月、JINRO、スミノフとか大学生のとき安いしコンビニでも買えるから飲んでたけど、
韓国産と知ってから飲めなくなった
知れば知るほど嫌いになる』(同222)。飲めば飲むほどまずくなるというなら分かるが、
庵主なら、産地で峻別するのではなく、飲んでみてうまいかまずいかで峻別するのである。
『日本向けの製品にだけメタノール入れてそうで怖い』(同254)。
そういう不安を抱えたら、酒は飲めないのである。
飲んでも楽しめないのである。
韓国の酒は、そこまで日本人の呑み手を追い込んでいるということである。
お酒に必要なものは、うまさ以前に、造り手に対する信頼なのだということがよく分かる。
今、サントリーが「チョントリー」と揶揄されているのは「鏡月」が発端である。
もともとサントリーはディープな呑み手には信用がなかったが、韓国と組んだことで、
今度はライトな飲み手にまでそれが広まってしまったのである。