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2015-08-30 戦争は戦争に反対するから起こる

安倍内閣が、集団自衛権の法制整備をしようとしたら、反対勢力はそれを戦争法案と呼称して
猛烈な反対運動を展開している。
よく考えたら、その人達がやっていることは戦争そのものなのである。
つまり、他人の考えることが気に食わないから許せないという感情だからである。

「戦争」というのは、武力を持って行なわれる「外交」なのだという。
すなわち、「戦争」とは「がいこう」と読むのである。
「外交」を否定する人はまずいないだろう。
「外交」とは「ひとづきあい」のことである。

自給自足で生きている人以外は、積極的に人付き合いをしなくても、他人と「外交」をして
いるのである。
たとえば庵主は、他人が造ったうまいお酒を呑ませていただくということで、造り手の人達と
外交しているのである。造り手の生き方を良しとしているのである。

他人の生き方を良しとできないという支配願望が戦争の本質である。
おれの思っていることが正しいという独善的な発想に囚われてしまうことである。
他人もそう思っているのだから、世に「戦争〈あつれき〉」はなくならないのである。
それを調整する法整備はあったほうがいいのじゃないかな。なくても困らないのだけれど。
by munojiya | 2015-08-30 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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