人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2015-11-21 書評

宮崎正弘氏による『ケント・ギルバート、室谷克実、石平の鼎談本「中国、韓国との新歴史戦
に勝つ」(悟空出版)
』の書評である。
米国通、韓国通、そして中国通の三人の論客がそれぞれの立場から、反日国家の分析をするの
だからユニークなこと、このうえない。

抱腹絶倒の箇所があるかと思えば、短いコメントのなかに中国、韓国、そしてアメリカの本質
をずばり抉る発言も籠められている。ユネスコまで悪用して日本を悪し様に罵り、とうとう
日本人の大半を敵にまわしてしまった中国と韓国だが、かれらのメンタリティの底に沈んで
いるマグマのような、破壊力をともなう奇妙な排外主義とはいったい何だろう?
[中略]

ケント氏は「韓国はストーカー」と断言的に言うが、石平氏は、日本の財界から「韓国経済」
に関しての講演依頼などごく少なく、まったく韓国のことなんぞ無視していると斯界の動きを
伝える。
「無視されたら逆ギレで暴走する」と逆の懸念はケントさん。
[中略]

「ヨーロッパにはNATOがあり、EUがあって安定している。アジアにもATOが必要では」
と石平氏が最後に結んでいる。
』(典拠)。
欧州には「納豆」と「湯豆腐」があるのだから、亜細亜には、ここは一つ「熱燗のお酒」が
あってもおかしくないという洒落なのだろう。

-----

外国人で知日派はスパイであると疑えというのが常識である。
スパイでなくてもいいのである。疑う気持を忘れるなということである。
ギルバート氏はアメリカのそれだろう。日本を殊更に称賛する人は不審に思った方がいい。
なぜなら、人は自分が一番可愛いのに、殊更他人を褒めるのは奇怪しいという事である。

人は、生まれた国が一番愛しい筈なのに、なぜ外国を褒める理由があるだろうか。
自分の血を愛することができない人に信用が置けるだろうか。他人を褒める理由は一つである。
相手に取り込んで情報を引き出すた邪念によるのだ、と考えるのは順当なところだろう。
よって、著者の一人である石頭氏も、おっと石平氏は、純粋な中国のスパイだろう。

石平氏は日本人以上に日本に詳しく、日本人以上に日本を深く愛しているのである。
日本人なら、自分が愛されるほどの価値があるかどうかはよく分かっているのである。
シナ人やチョウセン人に愛されて嬉しいかという事である。
アメリカ人スパイは、韓国人はストーカーだというが、今の中国人にもその傾向が窺える。

すなわち、気持ち悪いのである。室谷克実氏も、実は在日チョウセン人なのではないだろうか。
この本は、三国スパイの鼎談なのである。日本観察の書なのである。だから面白いのだ。
というデタラメな書評を庵主はその本を読まずに又聞きで書いちゃうのだ。庵主に読書は無駄
なのである。宮崎さんも、ひょっとして、本を読まずにその書評を書いていたりして。

-----

新聞に今でもあるのだろうか、書評欄は。
そこに出てくる本は、庵主が見た事もない本が多いのである。
世に知られていない立派な本を紹介するのが目的なのだろうから、
間違ってもベストセラーの書評なんか取り上げるわけはないだろうが。

その手の本は、著者畢生の一冊という場合が多く、えてして大冊の本が少なくない。
要するに分厚いのである。
これは庵主の邪推だが、そういう本の評者は、きっとそんな本を全部は読まずに書評を書いて
いる筈なのである。読まずに書評を書くだけの技量のない評者の場合は、である。

by munojiya | 2015-11-21 00:02 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya