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2015-12-22 その主張はマズイんじゃないか

この見出しには笑っちゃった。
【毎日新聞】ネトウヨとはか何者か? まともに本や新聞を読まずに煽情的な見出しにだけ
反応する人々なのだ
』(典拠)。
おいおい、「毎日新聞」がそんなこと言っていいのか、と。

庵主も、“煽情的な”見出しにだけしか反応しない人なので、今回もその見出しだけを読んで
の反応だから、委細が異なっていたら、庵主の誤読ということになる。見出しが良くないのだ。
庵主はそれを見て、「毎日新聞」がネトウヨをそう定義しているのだな、と読んだのである。
それって、自分んとこの読者に失礼なんじゃないのか。

商人が自分の商品を買ってくれるお客さん(「毎日新聞」はそういう読者をネトウヨと呼ぶ
ようである)を馬鹿にしちゃあマズイんじゃないかと。
煙草会社の幹部は自分のお客さんをスチュピッドと呼ぶからそういう商売が無いわけではない。
マクドナルドの藤田田は自分の商品を決して口にしなかったという。商品がなんだからである。

「毎日新聞」が煽情的な見出しで世界を喜ばせている新聞である事はネットでは常識てある。
筆者の上野千鶴子さんは 、自分で情弱と自覚している様だが、掲載紙を馬鹿して恥じないの
だから、情弱というよりは強情な人の様である。「毎日新聞」も懐が広くなったものである。
大手酒造会社の幹部も、自分のとこのお酒を呑む客をスチュピッドと思っているのかも。

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曹洞宗洞松寺の住職によると、岩波新書「現代たばこ戦争」(伊佐山芳郎著)を読んで印象に
残った点の一つがこれだったという。
●アメリカのたばこ会社の幹部がタバコについて「あんなものは吸わない」と言い、
そのわけを

We just sell it.We reserve it to young,
poot,black,and stupid people.
(我々はただ売るだけだ.若者や貧しい人,ブラック,そして馬鹿な奴に買わせるのだ)
と答えた話。
』(典拠。以下同じ)。

こういう指摘も。『●「タバコはハタチになってから」という広告は,背伸びしたい,大人に
なりたいという青少年の心理を巧みに便乗するタバコの宣伝であること.若年層を喫煙者に
すれば一生のお得意様になる.これと同時にイメージ先行型のタバコCMを作成し,あこがれを
鼓舞する。
』と。お酒の表示も、確か「お酒は二十歳になってから」だった筈だ。なるほど。

オチはこうである。『今後は[禁煙社会に向かって]法的にはたらきかけていかなければなら
ないだろう
』という著者に『筆者は弁護士という立場から今後の日本のタバコ行政を改めよう
と活動している。がんばってほしいものである。
』。煙草は弁護士にとっては商売のネタに
なると認定されたというのである。オチが笑える。お酒には目を付けられなくて良かった。

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ラジオを聴くともなく聞いたいたら、落語の彦一師匠が、「雀涙」と書いて「ボーナス」と
読むというクスグリを入れていた。
その田〈でん〉で、おっと、その伝で、「マクドナルド」を漢字で書くと「緑肉」。
まっ赤なイメージカラーの裏側は緑色の鶏肉だったというわけである。

酒造会社の幹部が言うとしたら、「スチュピッド」ではなく、「スピリッツ」かも。
うちのお酒は醸造アルコール、即ちスピリッツを混ぜて造っているから、そんなお酒を呑む
のは言うなれば「スピリッツ野郎」ということで、真っ当なものとそうでないものの区別も
できない痴れ者だという苦笑を込めて、あれは「スピリッツ」だ。

by munojiya | 2015-12-22 00:02 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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