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2016-01-01 初笑い「詭弁」

初笑いとしてあるが、それは嘘である。この原稿は12月に書いたものだからである。
元旦の朝に届く年賀はがきの「あけましておめでとうございます」が大嘘と同じ嘘である。
それはまだ年が明けていない前年の内に書かれた言葉だから虚ろな言葉なのである。
言うなれば、年賀状は「書き初め」ならぬ「嘘始め」なのである。

一年の計は元旦にあるというから、年賀状は今年も一年中嘘〈たてまえ〉で生きるぞという
宣言をしているようなものである。本音は毒だという事なのである。
思えば、「元旦の朝」というのは、「馬から落馬」である。「元旦」とは「元日の朝」という
意味だから、「元旦の朝」と書いたら「元日の朝の朝」になってしまうからである。

宗教新聞である「聖教新聞」は、元旦号が旧臘30日の朝に届けられた。
世間よりも2日も先を進んでいる先駆的新聞だと信じるか、宗教新聞なんか日付も信用
できない大嘘だと思うかは別れる所である。物事の取り方は如何様にもできるという事だ。
初笑いとは、これである。『隣国だから仲良くしなければならないというのは、詭弁です。

世界中、隣国と仲の良い国が、いったいどこにあるのでしょうか。
』(典拠)。
「隣国」をためらわず「かんこく」と読んだら吹き出してしまったのである。しかり、だと。
「お酒は百薬の長」というのも詭弁である。詭弁には裏がある。悪い面を見なければ、である。
先の詭弁の裏には逆に何かいい点があるのかと思えど、それがないからまた可笑しいのである。
by munojiya | 2016-01-01 12:03 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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