2016-02-27 芸能人の不倫報道は意義があるのか
なのかは判らないが、紫艶という女性歌手の名前を全然知らなかったのである。
山本潤子の名前も知らなかったから、庵主の音楽環境はそんなものである。
すなわち、昭和の歌謡曲で終わっているということである。
もう、それだけで十分死ぬまで賄える歌を手にしているという事である。
あらたな歌を知らなくても不自由しないという事なのである。
もうこれ以上は呑めないという時に、新たなお酒を出されても心が向かないのと同じだ。
もう限界だという時に、うまいお酒だといって勧められてももういらないのである。
ベッキーの不倫報道から始まった不倫報道ブームを傍目で見ながら、芸能人の不倫報道に
なんの意義があるのかと思って眺めていたが、今度は桂文枝が不倫をしているという報道で、
庵主は紫艶という歌手がいたことを初めて知ったのである。そういう意義があったのである。
そのデビュー曲「渋谷のネコ」がここにあるが、なかなかいいのである。昭和歌謡曲である。
しかも、紫艶の今を予言するような歌詞なのが可笑しい。
デビュー曲に翻弄された歌手といった可笑しさが伝わってくるのである。
芸能人というのは人気者だということである。芸能人を連れ合いにした女が、それを自分だけ
ものだと思っている方が狂っているのである。芸能人はみんなのものなのだから。