2016-04-01 ビール族を、スマートに語れ
ビールと発泡酒、そして新ジャンルの違い』(典拠)とビール会社はいうのである。
ビールは判る。発泡酒も判る。しかし「新ジャンル」はそれだけでは意味が判らないのである。
「新ジャンル」だけでは、何の新ジャンルなのかが、判らないのである。
「在日」という言葉がある。
「在日」だけでは意味が判らない言葉である。
だから、こんな笑い話があると紹介したことがある。
肝心な部分を、後ろめたさからなのだろう、曖昧にするからそうなるのである。
「在日」がそうであるように、ビール会社がいう「新ジャンル」という言葉も、都合が悪い
部分を誤魔化している言葉だという事である。すなわち、背徳的存在だという事である
チョウセン人が「在日」と言う時には、「在日チョウセン人」の後ろの部分を誤魔化している。
「チョウセン人」は差蔑用語だということで、今は「在日コリアン」と呼ぶのだという。
それで「在コ」と呼ばれるようになったのである。語呂がいいので「在コ一掃」と揶揄される。
では「新ジャンル」のあとに省略されている言葉は何なのか。
正解は「紛い物」だろうが、広告会社に雇われているコピーライターは考えたのである。
『そしてビールライクな個性あふれるアルコール飲料たち』(同)と。「ライク飲料」である。