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2016-10-06 「あだ名」の定義

言葉の定義をどうするか、というのは辞書を作る人の醍醐味なのだという。
たとえば、「右」と「左」をどのように定義するか。
「箸を持つのが右、茶碗を持つのが左」というのは分かりやすいが、左利きで、箸と茶碗の
持ち手が逆の人には使えない定義だ。事故などで右手がないといった人も困るのである。

両手がない乙武さんなら、その定義では左右という概念が存在しないことになってしまう。
そこで頭のいい人は、「時計の文字盤の3時の方向が右、9時の方向が左」としたという。
「俺の時計はデジタルだから、右も左もないぞ」というのは難癖である。
「反日左翼は左、街宣右翼は右」だとしたら、右と左は同じという事になってしまうのである。

両者は資金源が同じだからである。
言葉の定義は、必ずしも一つではないということである。
では、「あだ名」の定義はなにか。一つの例がことれである。
容貌や挙動、習癖などの特徴に基づき、他人によって名付けられる名称』(典拠)。

中国は韓国を「棒子(バンズ)」を蔑称で呼ぶことがあり、日本を「小日本」、「東瀛
(ドンイン)」または「扶桑(フーサン)」と呼ぶことがある。
』(同)。
日本は「大日本」を自称していた。小日本と大日本のまんなか位だから中国なのかも。
お酒の定義は何か。酒税法はアルコール度数で定義するが、庵主はその旨さで定義するのだ。

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酒税法は酒税を取るための定義だから、アルコール飲料と見たら軒並み課税の対象としている
ので、それが旨かろうが不味かろうが考慮しないのである。品質の善し悪しも同様である。
で、酒とは「アルコール度数1%以上の飲料」としているのである。
なので、アルコール度数「0.8%」の「ホッピー」は飲めば酔うのに酒ではないのである。

庵主の定義でも「ホッピー」は酒ではないのだ。だって、それは飲んでもうまくないから。
庵主の酒の定義は「庵主の体が受け付ける旨いアルコール飲料」だから、極めて属人的な定義
なので一般性がないのである。庵主の体が最初から受け付けない不味いアルコール飲料を平気
で受け付ける人にとっては、それも酒には違いないからである。

by munojiya | 2016-10-06 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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