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2016-10-29(仮) 「必要ありません」

その商品を買うつもりがないときは、すなわち、要らないときは、はっきり言いましょう。
必要ありません』と。それが正しい断り方だというのである。
電話による執拗な売り込みに対しては、そう言ってはっきり断りましょう、というのである。
日本人はつい相手の気持ちを慮〈おもんぱか〉って、それが言えないのである。

ただし、相手が自分にとって必要ないというときや、邪魔なときにはそれは言わない方がいい
言葉である。
それだけ「必要ない」という言葉は効きます。豪腕営業といっても人の子です。
そんな言葉を言われたら引き下がるほかないのです。

言うときは、はっきりと「必要ありません」と言ったほうが効果が高いようです。
これは私も毎回試していますが、なぜか魔法のように効きます。』
(典拠)。
庵主が必要ないのは、過剰品質のパソコンである。ウインドウズ10である。
ウインドウズXPで十分だったのに、古いソフトが使えなくなって難儀しているのである。

パソコンは、見た目は、そして機能的にも進化しているのである。
しかし、それには異論がある。その中身は、というより使い勝手はかえって劣化している。
ソフトの買い替えなど、無駄な出費を強いるのだから、MSには補償してほしいほどだ。
お酒も見かけはどんどん綺麗になっているのである。それも異論のあるところだろうが。

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庵主のところにも、営業電話が掛かってくる。
どこかで買ってきた「金持ちリスト」を見て片っ端から電話しているのだろう。
庵主が今使っている電話番号は、以前の持ち主が資産家のものだったからである。
残念ながら、といっても残念なのは電話をかけてくる人にとってだが、庵主はそうではない。

資産家というより、庵主の場合は財布の中身が悲惨家といったところなので、
断るセリフは簡単である。必要ないと言ったら相手が傷つくが、これならそれはない。
「残念ながら、今はお金がありません。タダでくれるならやぶさかではありませんが」。
本当は、電話で売り込んでくる商品なんかタダだもらっても困るものばかりなのである。

営業電話がかかってきたときの、庵主の最初の言葉は、
「いま、どちら様にお掛けでしょうか」と相手に尋ねることである。
すると、きまって、庵主の電話番号を以前に使っていた資産家の名前が出てくる。
じつは、その資産家は数年前にすでに亡くなっている人なのである。

そういったいかがわしいリストが出回っているということである。
「残念ながら、私はその資産家さんではありません」といって電話を終えるのが常である。
ときに、庵の周辺の方にご案内していますという営業電話が掛かってくることがある。
相手は誰でもいい営業電話である。そのときのお断り文句が「お金がありません」である。

by munojiya | 2016-10-29 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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