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 2016-11-18 せこいお仕事

「えぐい」とか、「ばれる」とか、「ださい」とか、「やばい」という言葉の表記をどうするか
ということである。
当てる漢字がないので、平仮名でそのままかくと文章の中では可読性がよくないからである。
「そのままかくと」とあると、その部分で目は文字を追ってしまうので読みにくいのである。

「そのまま書くと」とあれば、遅滞なく読みとばせることができるのに。
「えぐい」、「ばれる」、「ださい」、「やばい」といった言葉は、文中にそのまま平仮名で
書くと、その部分で読む速度が落ちるブレーキ言葉になってしまうのだ。
そこで、庵主の表記は、「エグい」、「バレる」、「ダサい」、「ヤバい」である。

片仮名を漢字がわりに使って可読性を高めているのである。
そもそも、平仮名書きの芸名や商品名などは文章中にあっては可読性がよくないのである。
キリンの「のどごし」が、夏冬に「夏のどごし」とか「冬のどごし」という限定商品を出す。
庵主はそれをつい「夏の・どごし」、「冬の・どごし」と読みかけてしまうのである。

「むの字屋」も、頭が平仮名で始まる屋号なので、文中にあっては「むの」が沈むのである。
これからはむの字屋と太字表記にして可読性を高めようかとも思うもののダサい事は否めない。
「ら致」とか「語い」といった交ぜ書きもブレーキ言葉である。庵主はそれが大嫌いである。
女の子からお金を毟り取るというのもセコいお仕事だが、他人の商売故庵主は何も言わない。



by munojiya | 2016-11-18 00:03 | Trackback | Comments(0)

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