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2017-03-04 「ロシア人の入浴お断り」

「ロシア人の入浴お断り」と張り紙をした銭湯が、外国人差別だと非難を浴びたことがある。
たしか北方四島からわざわざ北海道に上陸してきて、注意しても銭湯のしきたりに従わずに
湯船で粗暴な振る舞いをするロシア人に辟易してのやむにやまれぬ張り紙だったと思う。
その張り紙の字面に対して、それは外国人差別だという非難がおこったのである。

ユダヤ人には、「ユダヤ人差別」で食っている団体〈なんくせや〉があるという。
その団体〈くいぶち〉を維持していくために、なんとしても難癖をつける材料を見つけようと
するために、目をつけられた人達はそのしつこさに辟易させられるのである。
日本にも「差別だ」と叫ぶことをしのぎにしている人達がいるようである。辟易させられる。

ここは、日本なのである。
日本の慣習に従わない行儀の悪い外国人を差別して何が悪いのか、ということである。
南海電車の関空に向かう路線での車掌のアナウンスでそれがおこったという。
外国人乗客に対するものでなく、日本人乗客に対する「お・も・て・な・し」なのに。

「日本人のお客様にご不便をおかけします。本日は多数の外国人のお客様がご乗車されて
いますので、しばらくの間、ご辛抱願います」』(典拠)。車内の様子は想像に難くない。
外国の「観光客〈ごみ〉」には日本語の車内放送なんか分からないのだから問題ないのである。
居酒屋にやってきた外国人がお酒が不味いとほざいたら差別〈ばかに〉するのは当たり前なのだ。

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ただし、差別するのは、その外国人が「不味い」と言ったお酒が、庵主が旨いと思って呑んで
いるお酒の場合だけである。「お前の舌が未熟なんだよ」。
スカスカの辛口のお酒を「不味い」と言っていたら、そうでない旨いお酒を一杯ご馳走して
あげちゃうのである。「お主、お酒が分かるねぇ」。

「ビールを頼む人はご入店をお断りします」というお店かあった。
うちは旨いお酒しか用意していないから、最初の一杯からお酒を呑んでほしいというのである。
そういうしきたりのお店にやってきて、「なんでビールがないんだよ」という客かいたら、
「外国人のお客様が入店されてご迷惑をおかけします」と言っても何ら問題はないのである。

by munojiya | 2017-03-04 00:03 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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