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2017-03-19 「R28+」だ、という南鮮映画「お嬢さん」

「R18+」とは18禁映画のことである。表示は日本語で「18禁」と書いてほしいなぁ。
で、一説にこの映画は「R28+」だというのである。
すなわち、この映画は「28歳未満には刺激が強すぎる映画」だというのである。
その評判を聞いて庵主はさっそく日比谷のシネシャンテに出かけたのである。

南鮮映画「お嬢さん」である。
噂に違わぬ映画だった。
庵主は、南鮮製の商品で欲しいものがないが、どれも日本製の方がものがいいからであるが,
唯一、南鮮映画だけは贔屓にしているのである。面白いからである。

いや、贔屓にしている南鮮製品が、もとい、南鮮商品がもう一つあった。
「ヘイトビール」の「プライムドラフト/レギュラー」である。
ローソン100で111円(税税込)で売っている本ビールである。
新海誠のアニメを見た時に、「実写より美しい映画」だと言う褒め言葉がある。

で、この「お嬢さん」は、その新海誠のアニメより映像が美しいといえる映画なのである。
南鮮映画の実力に、いな、監督のパク・チャヌクの造形の見事さに感動を覚えるのである。
往年の黒澤明の映画を観ている時のようなワクワク感が味わえる。黒澤明にはない淫靡も。
原作の見つけ方が絶妙なのである。同監督の「オールド・ボーイ」が今なら只で観る事ができる

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この映画は詐欺師物なので、ネタバレ厳禁なのである。
楽しく騙されるための映画だからである。
劇場外では、今同様に詐欺師〈うそつき〉大集合の映画「アベ友疑獄」が公開中だが、そっちの
映画の方は果たして楽しく騙されて終わるかどうかは判らないのである。

いずれもキモ(核心)は“南鮮映画だ”ということなのだろう。
どちらも見物なのである。
こういう映画ねって把握するまでに時間がかかっちゃって乗れなかった
整理してからもう一回見たい

オールドボーイ的なものを期待しすぎた
画面はずっと綺麗』(典拠)。
「オールド・ボーイ的なもの」とは何を言っているか分からない。言葉不足なのである。
「もう一回見たい」という気持ちはよく分かる。庵主もうそだから、おっとそうだから。

新海誠のアニメが、その奇麗な画面を見ているだけでいやされるように、この「お嬢さん」の
画面も本当に奇麗なのである。
新海誠の風景は実写のトレースであるように、この映画の風景はアニメのトレースだったりして。
絵のような背景を観ているだけでも楽しめるのである。

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亀「脚本も原作である『荊の城』を全く知らんかったが、うまく日本と韓国の話に置き換えて
おる。脚色のうまさも本作の大きな魅力じゃな」
主「映画としてはケチのつけようがないよね。どのようなお話になっているかは、是非とも映画
を見て確認してほしい! 度肝を抜かれること間違いないし、楽しめるから!」』(典拠)。

見巧者〈みごうしゃ〉がそう言っているのだから観るにしくはない。
チャイナ人が、日本に来て、見て言うのである。
「日本人は恐ろしい」と。この「恐ろしい」は褒め言葉である。一目置くという意味である。
その伝で、「南鮮映画恐るべし」。観なきゃ損、という意味である。

by munojiya | 2017-03-19 00:03 | 余外篇 | Trackback | Comments(0)

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