2017-05-08 自己顕示欲の強い人はそう考えるか
お酒の世界には「純米酒原理主義者」というからかい言葉がある。
お酒は純米酒に限るという信念に凝り固まった呑み手のことである。
信念だから、他人がそれに対して何もいうことはないが、それを押しつけられては困るのだ。
庵主などは、まずい純米酒より、旨いアル添酒の方が好きだからである。

性格のいい不器量より、性格の悪い美人の方がいいのか、といわれるとそれも困るけれど。
「著作権原理主義主義者」というのもそれと同様のからかい言葉なのだろう。
信念はご自由に。しかし、そんなものを押しつけられた困るのである。
「フリーブックス」という違法サイトがあったという。

著作権を無視して、著作物をどんどん只で公開していたらしい。
「違法ダウンロードする人間は、無料で公開されていなければ購入するつもりはない層だ」と
いう意見も度々目にする。[すなわち、その違法サイトがなかったら、そこにある著作物をお金
を出してまで買うという人達ではないので、著作者には何の損失もないのだという理屈である]

しかし、創作活動とは過酷なもので、自分の作品が違法でばら撒かれているという事実に心を
痛め、筆を折る作家がいないと誰が言い切れるだろうか。事実、違法ダウンロードに屈して創作
活動を辞めた作家は存在する。』(典拠)。はたしてそんな作家はいるのか。著作とは
自己顕示欲の発露だからである。自己顕示を拒む自己顕示欲って、自家撞着じゃないのか。

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世界的にコンテンツの無料化の流れがあるという。当然だろう。売るならアップするな。
「フリーブックス」に限らず、世界的なコンテンツ無料化の流れを押し止めることはできない。
いくら法整備をしたところで、誰にも見咎められずに軽々と飛び越えられる法律に抑止力がある
とも思えない。

例えば、日本でも、漫画家自身が海賊版に対抗するために、絶版を公開して広告収益を権利者に
還元する「マンガ図書館Z」といった取り組みも始まっている。
また、近年では、取り締まりが難しい海外サーバー経由の侵害サイトを強制的に遮断する
「ブロッキング」の導入についても議論されている。


根元を絶つか遮断するかして環境自体を変える、あるいは収益モデルを変革する必要に迫られて
いるのかもしれない。』(典拠)。
著作権とは金の問題をかっこよくいっただけの事なのである。ビジネスモデルの問題なのだ。
著作権原理主義者というのは要するに守銭奴の別名なのである。そんな人が、好きですか。

ただで見ることができる違法サイトがないからといって、そのコンテンツをわざわざ買ってまで
読むかというと、そうはしないという人の気持ちはよく分かる。
庵主はよくエロ動画サイトを只で見ているが、それがないからといって買ってまでは見ないのだ。
ところでエロ動画のサイトは何で儲けているのか。3S政策の一環なのか。肉体露出欲の発露か。

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by munojiya | 2017-05-08 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
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