2017年5月7日、フランスで大統領選挙が行なわれた。
決戦投票に残ったのが、湯田金マスコミからは「極右」と呼ばれているマリーヌ・ルペンと、
もう一人が「ガキの極み」と見られている39歳のエマニュエル・マクロンだったという。
さあ、どっちかを選べというのである。
究極の選択である。
どっちを選んでもしょうもない選択を迫るゲームの事である。
その場合の正しい選択肢は、その二つ以外のところにあるというのが庵主の持論である。
フランス人もそれが分かっている人がいて、その数は、有権者数の25%だったという。
馬鹿馬鹿しくてやってられないという意思表示である。軽挙妄動というが選挙も妄動のようだ。
日本で譬えるなら、民進党か共産党のどっちかに投票しろというようなものである。
日本では幸い自民党という逃げ道があるから救われているのだ。フランス人に救いはなかった。
もっと救いがなかったのが、5月9日に行なわれた南鮮の大統領選挙である。
どれを選んでも行き先は「地獄」という選挙だったらしい。
そして南鮮人は、今度もまた最悪の選択をしたというのである。
安い本醸造酒、普通酒、合成清酒から好きなのを選べと言われたようなものだったらしい。不憫。