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番外篇・怪我の巧妙

初めてウインドウズMeが起動しなくなったのは
ADSLの速度を1.5Mから50Mに換えるためモデムを取り替えたときである。
古い機種でモデムを取り替えたときに不具合が生じることが少なくないようである。
便利を図ったはずがかえって不便をきたしてしまうのである。

庵主のパソコンは5年前の機種で当時はLANボードが標準装備ではなかった。
モデムを交換するためにLANボードを取り付けたら
ウインドウズMeが起動しなくなってしまった。
それで昨日書いたようにまずデーターの復旧を図ったのである。

ほとんどのデーターを復旧することができたが、
メールが読めなくなってしまった。
辞書も単語登録したものが使えなくなっていた。
一番大変だったのは各種の設定を元に戻すことだった。

メールの設定やプロバイダーの設定などは一度やったら忘れてしまうから
またやり直すなるとどうやってやったものか思い出せないのである。
しかも登録の手順やパスワードを書き残しておかなかったものだから
それを復活させるのには苦労した。

長い間パソコンを使っているうちにいろいろなソフトを組み込んでいたのである。
その登録番号やパスワードがすぐわからないということが少なくなかった。
ソフトをダウンロードしようにも
そのホームぺージのURLがすぐにはわからないということがあって手間取った。

それでもなんとかまた使えるように直すことができた。
その時からバックアップと
新しいソフトを組み込んだときの記録をしっかり取っておくことにした。
それが2度目の故障時に大いに役立ったのである。

2度目のときはリカバリーしてきれいになったドライブに
外付けのHDDにバックアップをとってあったデーターをコピーするだけで
また以前と同じように問題なく使えるようになった。
いちいちいくつかのソフトを再インストールをしないですんだのである。

そこで問題になったのが
外付けHDDからパソコンの内蔵ドライブにデーターをコピーするときの
所要時間である。
USBが昔ながらのバージョン1.1だったのである。

延々と数時間を要した。
パソコン雑誌を読んでいたら
USBのバージョンを2.0に変換するカードがあることがわかった。
パソコンの本体ごと変えないと2.0が使えないとあきらめていたのである。

変換ボードは3千円たらずで買うことができる。
いままで買ったパソコン関連機器のなかで
これが一番重宝した買い物である。
作業時間の短縮が一番ありがたい。

二度の故障のおかげでいま使っている庵主のパソコンはHDDがすっきりした。
以前は30GMのHDDがほとんどいっぱいになっていたのである。
この機会にインストールしてあったいらないソフトを消したことと
なくなったデーターのおかげで50%以下の容量で使えるようになったのである。

前と比べるとサクサク動くようになったような、気がする。
それまでは、ソフトの「終了」ではパソコンの電源が落ちなかったのである。
いつも電源ボタンの長押しで電源を切っていた。
パソコンの調子がよくなったのは怪我の巧妙である。

パソコンは、一にバックアップ、二にバックアップである。
庵主のバソコンは買ってから5年目を経過している。
雑誌の記事によるとそろそろ内蔵のHDDがこわれる可能性は高い。
外部HDDから起動できるソフトも入れておいた方がいいかなとも思うのである。
by munojiya | 2006-01-14 15:56 | Trackback | Comments(0)

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