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2017-12-31 「マジョリティ」

不治テレビが赤字になったというのである。
世間〈にほんじん〉からは冷やかな目でみられている。
当然の報いである。因果応報である。自業自得である。
キャッチフレーズを「面白くなければTVでない」から「嫌ら見るな」に変えたからである。

普段はそんな親切心を大っぴらにはひけらかすことはしない控えめな日本人が、見るにみかねて
あえて一目もはばからずに不治テレビに忠告をした事がある。
「そんな料簡ではこの先たちゆかなくなるよ」と不治テレビを激励したというのである。
親切な人の数が数千人だったという。報道がなかったのでその実数を、庵主は知らないが。

日本人に見捨てられた不治テレビはどんどん視聴率を落としているという。
今シーズン(TV業界では「今クール」と呼ぶのだったか)のドラマでも、フジテレビが力を
入れて作った看板ドラマの最終回の視聴率が4.6%に終わったという悲報が伝えられている。
TV局にとって視聴率が営利の源泉である。それが枯渇しかかっているのである。御愁傷様。

不治テレビの新しいキャッチフレーズが「民衆の敵」なのかもしれない。自虐ギャグである。
浅田真央の転倒パネルとか他者をバカにしてきたし自業自得だよなと言うのが日本国民の
マジョリティ。』(典拠)。その報道姿勢を弁解していた女広報室長の耳が気になるが
お酒の営利の源泉は「うまい」という事である。それがないとマジョリティの支持は得られない。

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不治テレビが回復する方法は一つしかないという。
その為には、徹底した除鮮!これが大前提。
社員は勿論、下請けや出演者まで徹底的に除鮮以外ない。
経営陣は理解しているだろうが、そこまで徹底した除鮮は出来ないのかな?』(典拠)。

モンゴル力士を取り込んでしまった相撲協会の幹部も同じ思いなのだろう。
モンゴル人は草原の民だというから、その場合は「除草」と言えばいいのか。
不治テレビも、相撲協会も、それをやらなければ生き残れないというのに、いまでは、それらが
身中に深く食い込んでいるために身を切る事ができなくなっているのである。その覚悟が。

by munojiya | 2017-12-31 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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