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静岡のお酒よりうまい酒

静岡のお酒が好きだといったが、
庵主がいま一番うまいと思っているお酒は秋田の「由利正宗」(ゆりまさむね)である。
齋彌酒造が醸しているお酒である。
おなじ蔵元の「雪の茅舎」(ゆきのぼうしゃ)である。

福井の「梵」(ぼん)にもすごいお酒があるがそれは別格である。
齋彌酒造のお酒はどれも満足できる味わいだからいい。
「開運」がどのランクのお酒もそれなりのうまさをきちんと味わわせてくれるように、
「雪の茅舎」もまたいつ呑んでも期待どおりのうまさが味わえる信頼できるお酒である。

庵主はいまはもうそういう酔っぱらうような呑み方をしないことにしたが、
秋田のお酒の試飲会に出席して気になるお酒を片端から味見してまわったことがある。
一通り錚々たるお酒を呑んだあと十分に満足したところで最後に「雪の茅舎」を呑んだら、
その一本でそれまでのお酒の印象がぜんぶ吹っ飛んでしまったのである。

庵主の場合は最初からこれを呑んでいれば十分だったと知ったのである。
「雪の茅舎」は酔っぱらって呑んでもうまいことがわかるお酒だからすごい。
庵主は酔っぱらうのが苦手だから、アルコールに弱いのですぐ気分が悪くなるせいだが、
いろいろなお酒を呑んでまで酔っぱらうことはないと悟ったのである。
by munojiya | 2006-06-30 00:51 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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