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やっぱり、もう一杯呑みたい

庵主はいわゆる酒呑みではないから、
お酒の量はいらない。
だから最初からうまいお酒が出てきたらもうそれだけで
その日のお酒を呑む目的は達成されたことになる。

その先のお酒ははっきりいって惰性で呑む酒である。
1杯だけ呑んで帰ったのでは勘定が少ないからお店に悪いかなと思って呑む酒である。
つまり見栄っ張りなのである。
だから呑んでいて疲れる。

だから最初にどお(正しくはどう)ってことのない味のお酒が出てきたときは助かる。
次のお酒を呑む楽しみが湧いてくるからである。
しかし2杯目がまた期待はずれただったときにはちょっと心もとなくなってくる。
そういうときは3杯目で一発逆転ホームランを狙うのである。

そうなったらもはや賭けごとの領域になってくるからいけない。
庵主は賭けごとがだめな質(たち)だからである。
庵主は本当はうまいお酒が1杯だけでいいのだがそれではちょっと物足りないので、
お店では2杯目にうまいお酒がでてくるように勧めてくれると一番うれしいのである。
by munojiya | 2006-08-11 00:14 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya