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本田美奈子、残念

本田美奈子が病気で若死にしたときに
ラジオで耳にした感涙を呼ぶエピソードを紹介したことがある。
アイドル歌手出身だったがその後も歌の訓練を怠らなかったという。
で、ラジオで流れていたその歌を聞いたのである。

訓練されたはずのそれは全然庵主の心に響いてこない歌だった。
そこには歌の心がなかった。
「歌は語れ、セリフは唄え」といったのは森繁久彌である。
一人楽しく唄っちゃっているのである。

メロデイーが庵主の心の表面を滑っていくだけの唄い方だった。
つまらない、というより味気ない歌だった。
唄っているとしか聞こえない歌だったからである。
もっともラジオで流れていた歌は歌詞が英語だったら意味もわからなかったのだが。

ただテクニックを唄っていたのだなというのが庵主の感想だった。
いい歌もあるのだろうがたまたま耳にしたその一曲には魅力は感じられなかった。
ちょうど大手酒造メーカーのお酒みたいな歌だったのである。
世の中にはその手の酒よりももっとうまいお酒があるから庵主はそちらを好むのである。
by munojiya | 2006-10-28 01:16 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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