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スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド

落語の寿限無を思い出すような長い名前である。
なにをやっているかはすぐ分かるが、三菱東京UFJ銀行同様傍迷惑な社名である。
今、サッポロビールの株式を買い占めて金儲けを企てている、西洋風にそれを頭が゚いい、
というか、日本風に阿漕というか、その手の投資ファンド会社の名前である。

外資によるわが日本のビール会社に対する主権侵略行為だというわけで、
俄然愛国心がわいてくるのである。
と思ったら、台風みたいなもので、一過性の嵐のようである。
長い名前といえば、最近の日本酒が長い。

酒銘に関しては庵主が覚えられないほど長過ぎるものはないから問題ないのである。
しかし昔のように等級表示がなくなったのでお酒の品質表示部分が長くなったのである。
「山田錦純米大吟醸無濾過生原酒袋吊り斗瓶囲い」などとなる。
それに精米歩合が何パーセントとかが付くと庵主にはもう覚えられない。

それを庵主は戒名と呼んでいる。
知らない人には呪文のような言葉が連なっているからである。
昔のお酒は「月桂冠」「大関」「剣菱」ですんでいたのである、加えても一級、二級である。
今日の日本酒は品質が分かりやすくなったものの、かえって面倒くさくなったのである。
by munojiya | 2007-04-29 00:35 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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