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1%で南高梅ならアルコール分1%でもお酒か

キリンのチュウハイ「氷結レモン」が果汁分をアップしたという。
見ると果汁分3.8%とある。
以前はどれだけだったのかと古い缶を見てみたら3.5%だった。
たった0.3%のアップが売りになっているのである。

もっと凄いのは「三ツ矢サイダー すっきり紀州梅」である。
紀州産南高梅使用という触れ込みのサイダーである。
それがどれぐらいはいっているかというと、「果汁1%」とある。
酒だってアルコール度数が1%未満のときは酒とは呼ばないことになっている。

アルコール分が1%というのは酒と呼ぶのもおこがましいラインだということである。
酒税は阿漕だから1%以上の度数があれば課税してくるが1%では酒とはいえない。
同様に果汁1%のサイダーはそのままではほとんど果汁の香りはないといっていい。
それでは売れないので強烈な梅の香料を加えてごまかしているというわけである。

つまり紀州梅なるサイダーは実際には香料を飲んでいるということなのである。
信じて飲めばそれでも十分南高梅として楽しめるということである。
お酒もその伝で1%のアルコールに酒香料をまぜて「お酒」として売ったら、
おっと、それじゃ、酔えないからごまかしがきかないのが惜しい。
by munojiya | 2007-06-12 02:08 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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