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梅酒は漬けるのではなく、仕込むのである

梅酒造りには三つのタブーがある。
一つ、醗酵させてはいけない。アルコール分20度未満の酒に漬けてはいけない。
二つ、造った梅酒を他人に飲ませてはいけない。家族はその他人と見ないので大丈夫。
三つ、ブドウなどを漬けてはいけない。他の酒類の既得権益を侵すことは許されない。

梅酒を漬けるときに使う酒はアルコール度数が20度以上のものでなければならない。
そうでないと、漬けたあとにアルコール醗酵が起こることがあるからだそうだ。
度数1度以上のアルコール醗酵をさせると酒を造ったということになるから
無免許でそれをやると密造酒ということになる、という理屈らしい。

だから20度未満の日本酒に漬けることは違法なのである、要注意である。
おいしい梅酒を造るからそれを私にも造ってくださいといわれても応じてはいけない。
それをやると無免許で酒類を販売したことになるから、という理由によるものらしい。
だから大量に漬ける梅酒造りマニアは造っても飲む人がいない酒を造っているのである。

梅酒のついでにレモンやイチゴを漬けてもいいがブドウを漬けることは禁止されている。
そして肝心なことであるが、梅酒は梅を「漬ける」のではなくて「仕込む」のだそうだ。
ある時期になったら焼酎から梅の実を取り出すというのが梅酒造りのコツだそうだ。
それはネットで知ったことである。
by munojiya | 2007-06-24 11:28 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya