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おおっぴらにお酒を呑んでもいい日

20歳未満の日本人は飲酒をしてはいけないことになっている。
厳格な法律があってそれは戒められているのである。
ただし、呑んだ人には罰則がなくて、呑ませた人が罰せられる。
それは国内法だから、日本に住んでいる外国人の未成年者にも適用されるはずである。

そしてその法条がほとんど機能していないこともよく知られていることである。
こまかくいうと、街中で泥酔することを禁止している法律だってあるのだ。
そんなものはだれも気にしていないのである。
機能しない法律なんか廃止してしまえと思うが、それがお役人の利権なのである。

そういう法律はあっても、お正月はおめでたいので老若男女(ろうにゃくなんにょ)が
こぞってお酒を呑んでもいいことになっている。
しかも、朝からお酒を呑んでも窘(たしな)められないのである。
子供は小さな猪口で一口だけ、呑ん兵衛は盃でたっぷり新春を寿(ことほ)ぐのである。

庵主の酒呑み友達の多くはお正月に呑むうまいお酒をしっかり確保しておいて
年が明けると、「一月はお正月で酒が呑めるぞ」とばかりにその栓を開けるのだという。
「亀」だ、「梵」だと酒銘を聞いただけでもうまそうなお酒を冷やしてあるという。
庵主のお正月酒は「ふなぐち菊水」の新米新酒だったが、十分にうまかったのである。
by munojiya | 2008-01-02 01:38 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya