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北京拝金思想(ペキンオリンピック)雑感

庵主は普段はオリンピックを見ることはないが、
今回のはやたらと評判が悪いことからよく目につくのである。
ネットの記事やラジオによると開会式がやたらと長かったという。
最近の映画はどれも少し長過ぎると思っているが、開会式はその極みだったらしい。

晩年の「男はつらいよ」はだんだん長くなって、見ている庵主のほうがつらかった。
最近の「クライマーズ・ハイ」(原田眞人 監督)も長かった、15分から20分は切れる。
エロ映画ならそこを切ったら詐欺になるが、長い映画は逆の意味で詐欺である。
ストーリーで濃縮された稠密な時間が売りなのにだらだらしているのは手抜き商品だから。

開会式の演出は映画監督の張芸謀だという。
暇人観客のためになんでもかんでも詰め込んだのだろう、超長編映画だったのである。
おめでとう中国、である。
オリンピックが開催できるようになったのだから、もう対中国ODAは不要だろう。

一人前になった人間に生活費を援助してやるというのも失礼な話だからである。
中国にばらまいてきたお金は日本の国民のために使えるようになるというわけである。
といった感じに、猛暑の中でやる選手イジメの苛酷オリンピックは、冷房のきいた室内で
冷たいビールを口にしてケチをつけながら見るのにはうってつけの話題なのである。
by munojiya | 2008-08-11 00:49 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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