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開戦記念日である <二本立興行>

12月8日は、大東亜戦争の開戦記念日である。
負けた戦争は記念するといっていいのか、恨みを晴らすという言葉はないのかとも思うが。
日本時間で、この日、連合艦隊はハワイのパールハーバー(真珠湾)の軍事施設を叩いた。
開明の日本人はこの攻撃がアメリカによって仕組まれたものだったということを知っている。

しかし、いまなおそれを陰謀論としか受け取れない情報格差のある日本人もいるのである。
中国は、近代的都市の景観を誇る上海・北京の光景とド田舎の風景の差は大きい。
その二つの街の文化度においては、50年、いや100年の差があるといっても過言ではない。
中国には現在と過去の時間が同時に存在しているのである。

喧騒の現在と懐かしい過去とを同時に旅することができるのが今の中国の姿である。
陰謀論とレッテルを貼る日本人にはそれと同じように、現時点に過去を見る思いがする。
純朴な、なつかしい日本人を見る思いである。
今から見ると敗戦に終わった愚かな戦争をなぜ始めたのかというのは愚見である。

そういう意見を吐く人には想像力の欠如を感じるのである、それをKYというのではないか。
対米戦争が始まったことで当時の日本人は歓喜したからである、溜飲が降りたからである。
ところで、開戦の日に人々が開戦を祝って乾杯したお酒の銘柄を庵主は知りたいのである。
まだお酒に、アル添酒も三増酒もなかった昭和16年12月のお酒のことを、である。

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昭和16年に、アル添酒や三増酒がなかったというのは、
昭和17年から造られたいわゆるアル添酒、昭和24年から始まった三増酒のこと、為念。
日本酒にアルコールを添加したものはそれまでにもあったので。
それと、臥薪嘗胆という言葉があったことを思い出した。

by munojiya | 2008-12-08 03:57 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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