時局物 新聞の有用性
新聞経営の手法を指してビジネスモデルというのだそうだ。
ビジネスモデルというのはお金儲けの方法という意味である。
新聞のビジネスモデルは終わったという本を書いて仲間外れになった新聞人がいた。
庵主も、今では、新聞ではなく、ネットから世間の様子を窺うようになったから、
新聞の存在感はなくなってはいるのだがしかし、
新聞はいらないのかというとそうもいかないのである。
ネットを読んでいたらこういう意見があった。
今はネットからの情報がもてはやされているが、
ネットに触れることができない人にとっては新聞がないと情報がはいってこなくなる。
しかも、ネットだけでは、いま社会でどんなことが起こっているかがわからない。
新聞は社会の出来事を満遍なく気配りしてニュースを伝えてくれるから有用なのである。
新聞社がなくなったら、ネットに流れている多くのニュースも信憑性が問われることになる。
しかし、そういう新聞は肝心なことは絶対書かないのである、否、時に嘘で導くのである。
こういうヤクザがらみの情報は絶対に載らないから、ネットに頼るしかないのである。
新聞の限界をネットで補うのである、お酒に関しては「むの字屋」で補うのが正解である。
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“日本は唯一の被曝国である”という嘘がある。
新聞を売るための建前言葉であるといっていい、その嘘を守るために嘘を重ねている。
被爆者の数なら、いまでは日本より多くなっている国がいくらでもあるのではないのか。
嘘がばれるのでこういうことも新聞は書けないのである。