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毒を呷る

資本主義の弊害が猛威を振るっている。
だれの目にも見えるその症状は大不況である。
自分のところだけで生活していればいいものを、
いまはグローバル(全地球)主義とかいって、世界中を食い物にすることが奨励されている。

それを国際交流だなどと称して不要な軋轢と弊害を買ってくるのが新酒的な人だという。
進取的を庵主の文卓がためらわず新酒的と変換するのは新酒を揶揄しているのだろう。
今、新型インフルエンザの流行とやらの前に資本主義の毒が流行しているのである。
資本主義というのは猛毒だといったのは小室直樹だったろうか。

猛毒ゆえにどの人達もそれを容易に取り入れることは本当はできない相談なのだという。
しかし、先進国と称するその猛毒の商人は自分の利益のためにそれを許さないのである。
騙されるほうが馬鹿だといえないことはないが、猛毒といえば、アルコールも猛毒である。
人は、それをだましだまし呑んで細く長く楽しんでいるのである、そこに智恵があるのである。

2倍呑んだら2倍うまいというものではない、毒のいいとこ取りをしているというわけである。
資本主義も、いいとこ取りをしていけば長く利用できるうまくできた仕組みなのである。
アルコールは、それを一気飲みしたら時には死に至ることがある。
アメリカは、よせばいいのに資本主義を一気飲みしてしまったのである、欲のせいである。
by munojiya | 2008-12-28 00:30 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya