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笑い話 一番おかしい話

笑い話で一番おかしいのは、
笑ってはいけないという状況での笑い話である。
笑いを堪(こら)えるのが苦しいのである。
その苦しさがいっそうそのおかしさを募(つの)らせるのである。

被虐趣味というのがあって、痛みに快感を感じる人がいるという。
例えば、注射が恐いのにその痛みが気持ちいいと感じるような感性が倒錯している人である。
苦痛→不快、美味→快感という配線がどこかで混線しているようなのである。
いや、何事も極めれば、究極はすべて快感に繋がっているのかもしれない。

その快感に至らない状態を未熟というのかもしれない。庵主は未熟でよかった。
笑ってはいけない笑い話というのは例えばこれである。
髪の毛の少ない人の前で、その手の話を口にすることである。
おかしいのである。だが、笑ってはいけないのである。笑撃度が高いからである。

笑われる人にとっては深く心が傷つくからである。しかし、なぜかおかしいのである。
この話も笑えるが本人にとっては深刻な問題なのである。当人に責任はないというのに。
本当は笑われているのはその親なのに、名前を貰った当人の悲惨なため息がまた可笑しいのである。
まずいお酒も極めれば快感なのかもしれないが、庵主は悲惨なことは笑って敬遠するのである。  

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清子(さやこ)さんとか、悠仁(ひさひと)さんのご両親には思い及びませんので、為念。          
本当はこっちの方がずっと笑えるのである。
あんまり笑わせてくれるので、つい「笑ってしまってごめんね」と思いながらも、
また腹を抱えて笑ってしまった。親の顔が見てみたいような、見るまでもないような。

ちなみに、庵主のHN(ハンドルネーム)は「むの字屋 燗(かん)」であるが本名もすごい。
いま(2009年4月時点)映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が大ヒットしているというが、
さりげなく読むとまず気がつかないものの庵主の本名はまさに葬儀屋にぴったりの名前なのである。
「お前はもう死んでいる」という名前だと言ったほうがいい。親は炯眼だったのである。敬服。

HNの「燗」は、本当は「矜」と書いて「カン」と読むのだが、
これば絶対読めないので、燗酒の燗の字を借りているのである。
「開運」の土井社長の名前がパソコンでは書けない漢字なのでよく似ている字で代用しているのと同じ。
もっとも「燗」の字は分解すると「ヒ・マ」となるから暇人に相応しい名前ではあるが。

中でも一番おかしかったのがこれ(その398番。数字が順不同で、後ろの方にあります。)である。
思わず噴き出してしまったのである。
「なんで勉強しなければならないの」という質問に対する国語の先生の答えもよくできている。
同じところの128番である。お酒の名前もね。   
                   
by munojiya | 2009-04-20 00:01 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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