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日曜日のくつろぎ篇 清志郎の君が代

庵主は、歌は歌詞だと思っているから、歌詞が聞き取れない歌とか
外国語で意味の分からない歌詞の歌は苦手である。
日本語でも、サザンなんとかの歌が聞き取れないのである。
それを、演歌の五木ひろしが唄っているのを聞いてそれがいい歌であることが分かった。

忌野清志郎の歌に「君が代」を唄ったものがある。
ロックといえば、何を怒鳴っているのかわからないものが多いが、
その君が代は歌詞がしっかり聞き取れるのである。
かえって正調の君が代の方が聞き取りにくいほどである。

国歌の「君が代」は唄う曲ではない。
演奏するものである。いうなれば葬式の旋律である。永遠にいざなう旋律である。
唄うためにはべつの旋律を使ったほうがいいようである。
庵主はその詞に別の旋律を付けて唄っている。いますぐ元気になれる旋律で歌うのである。

歌は元気になるために唄うのである。湿った歌は心を落ち着けるためのものだろう。
音といえば、一番うまい音はウイスキーをグラスに注ぐときの音だろう。心ときめく。
乾杯でグラスをぶつける時の音もいいが、それが高いグラスだとぶつけるわけにはいかない。
日本酒なら、杓(ひしゃく)でお酒を酌んで呑む時の喉元を通る時のゴクリである。
by munojiya | 2009-05-17 00:38 | 日曜日のくつろぎ篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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